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概説
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北京交通大学は百余年の歴史を持つ教育部直轄の4年制総合大学である。1909年に北京鉄路管理伝習所として創設され、交通大学、北方交通大学などを経て2003年に北京交通大学となった。中国近代鉄道技術の発祥の地であり、中国初の大馬力蒸気機関を設計した応尚才、中国鉄道運輸経済学の創始者である許靖などの人材を輩出してきた。
北京交通大学は北京市中心部に近い海淀区にあり、総面積は73万平米である。交通運輸学院、土木建築工程学院、理学院、経済管理学院、人文社会科学学院など12学部を持ち、学生数3万人、教職員は2842人である。 |
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基本データ
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英語表記:Beijing Jiaotong University
住所:北京市海淀区上園村3号
電話番号:+86-10-5168-8361
サイトURL:http://www.njtu.edu.cn
創立:1909年
所属官庁:教育部
211工程:対象
教職員数:2,842人(2009年)
中国人学生数:3万人(2009年)
留学生:
図書館蔵書:138.6万冊(2009年)
敷地面積:73万平米(2009年)
総合ランキング:26位(2008年度中国大学排行榜調べ) |
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略歴
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北京交通大学は清末の1909年に、鉄道技術、電信技術の人材育成を目的として、鉄路管理伝習所として創設された。1917年に鉄路管理学校と北京郵電学校に分離された後、1921年に上海、唐山工業専門学校と統合して交通大学に改組された。その後、交通大学は北京、上海、唐山の3校に事実上分離された。
1937年に日中戦争が勃発すると、交通大学北平鉄道管理学院は湖北、湖南と疎開を続け、1939年に貴州省に至った。1942年には唐山部分と統合され、国立交通大学貴州分校となった。
戦後の1946年春に北京に戻り、唐山部分と分離して国立北平鉄道管理学院となった。その後、上海部分、唐山部分と再統合して中国交通大学となったが、すぐに再分離して北方交通大学となった。その後、北京鉄道学院、北京鉄道学院を経て、2003年に現在の北方交通大学に改称された。 |
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年表
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1909年09月
1910年04月
1912年01月
1917年01月
1921年07月
1922年
1922年07月
1923年03月
1928年06月
1928年09月
1929年02月
1929年07月
1937年
1938年03月
1938年03月
1938年05月23日
1938年11月27日
1938年12月15日
1939年01月28日
1941年07月
1942年01月17日
1944年11月16日
1945年02月
1945年02月15日
1946年
1946年04月04日
1949年07月
1949年09月
1950年08月
1950年09月
1951年
1951年
1952年05月
1952年
1953年
1953年
1970年06月
2000年
2003年09月 |
「鉄路管理伝習所」として創設
交通伝習所に改称
交通部交通伝習所に改称
鉄路管理学校と北京郵電学校に分離改組
交通部上海工業専門学校、唐山工業専門学校と統合し交通大学に改組(交通大学北京学校)
交通大学唐山学校を交通部唐山大学に改組
交通大学北京学校を交通部唐山大学に編入(唐山大学北京分校)
唐山大学北京分校を北京交通大学に改組
交通部第三交通大学に改称
交通部第一交通大学、交通部第二交通大学と統合し交通大学に改組(交通大学交通管理分院)
交通大学交通管理分院を、交通大学北平交通管理学院に改称
交通大学北平鉄道管理学院に改称
湖北省武漢市漢口に疎開
湖南省湘潭市銭家巷に移転
交通大学唐山工程学院に編入
湖南省湘郷市楊家灘に移転
広西自治区桂林市に移転
広西自治区柳州市に移転
貴州省平越県に移転
国立交通大学北平鉄道管理学院、国立交通大学唐山工程学院に分離改組
両校を統合し国立交通大学貴州分校に改称
授業停止
四川省重慶市璧山丁家?に移転
授業再開
旧北平鉄道管理学院部分を交通大学北平鉄道管理学院に改組
国立北平鉄道管理学院に改称
国立唐山工学院、華北交通学院と統合し、中国交通大学に改組(中国交通大学北平管理学院)
中国交通大学北京管理学院に改称
中国交通大学北京管理学院部分を北方交通大学北京管理学院に改組
北方交通大学北京鉄道学院に改称
交通大学運輸管理系を北方交通大学に編入
華東交通工業専科学校運輸管理科を北方交通大学に編入
北京鉄道学院に改称
唐山鉄道学院材料工程系を北京鉄道学院に編入
雲南大学鉄道管理系を北京鉄道学院に編入
ハルビン鉄道学院を北京鉄道学院に編入
北方交通大学に改称
北京電力高等専科学校を北方交通大学に編入
北京交通大学に改称 |
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校徽
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北京交通大学の校徽は下のものである。
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校歌
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北京交通大学校歌
作詞:王立平
作曲:王立平
北京交大,北京交大,百年輝煌,桃李天下。
北京交大,北京交大,巍巍学府,温馨我家。
紅果園中,承前?后,思源楼里,意気風発。
団結勤奮,厳謹求実,開拓創新,堅靭不拔。
交融世界,通達鼓勁,造福社会,奉献国家。
母校恩澤,如何回報?優良伝統,発揚光大。
世紀呼喚,怎様応答?肩負使命,振興中華。 肩負使命,振興中華。 |
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学部・専攻
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電子信息工程学院
通信工程
自動化
電子科学与技術
計算機与信息技術学院
計算機科学与技術
生物医学工程
信息安全
経済管理学院
経済学類
工商管理類
信息管理与信息系統
物流管理
工程管理
交通運輸学院
交通運輸類
電子商務
土木建築工程学院
土木工程
環境工程
機械与電子控制工程学院
機械工程及自動化
測控技術与儀器
熱能与動力工程
工業工程
電気工程学院
電気信息類
理学院
信息与計算科学
光信息科学与技術
材料化学
理科試験班類
人文社会科学学院
法学
語言与伝播学院
英語
伝播学
軟件学院
軟件工程
建築与芸術系
建築学
芸術設計
数字媒体芸術 |
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教育研究機関
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交通運輸実験中心
交通環境実験室
経済管理実験中心
数学媒体中心
通信工程実験室
電磁兼容実験室
無線通信実験室
自動化専業実験室
光波技術実験室
運輸自動化実験室
電工電子実験室
通信与信息系統実験室
電子科学与技術実験室
下一代互聯網互聯設備実験室
認知計算与機器学習実験室
計算機基礎教学実験中心
網絡管理技術実験室
多模信息処理実験室
計算機専業綜合実験室
信息安全実験室
高性能計算機実験室
生物医学工程実験室
車輌工程実験室
動力工程及環境実験室
工程素質培訓中心 |
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管理部門
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学校弁公室
組織部
宣伝部
統戦部
紀委、監察処
学生公作処
団委
工会
教務処
科学技術処
実験室与設備管理処
人事処
国際合作交流処
招生与就業工作処
基建与規劃処
審計処
房地産管理処
保衛処
后勤管理処
離退休工作処 |
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党委書記
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氏名
性別
出生
民族
学歴
職歴 |
王建国
男
1959年09月 江西省泰和県生まれ
漢族
1983年07月 清華大学機械系鋳造専業卒
1986年06月 清華大学社会科学系思想政治教育専業卒
1983年 清華大学団委宣伝部部長
1986年11月 国家教育委員会政治思想教育司幹部
1992年07月 米国大使館教育処秘書
1995年10月 国家教育委員会思想政治工作司正処級幹部
1998年08月 教育部基礎教育司副司長
2004年05月 北京交通大学党委書記 |
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校長
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氏名
性別
出生
民族
学歴
職歴 |
寧濱
男
1959年05月 山西省稷山県生まれ
漢族
1982年02月 北方交通大学電信系鉄道信号専業卒
1987年04月 北方交通大学工学修士
2005年04月 北方交通大学工学博士
1997年12月 北方交通大学副校長
2004年10月 北京交通大学常務副校長
2008年03月 北京交通大学校長 |
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キャンパス
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本部キャンパス
住所:北京市海淀区上園村3号 |
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国内
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北京交通大学の国内対外関係について特記事項はない。 |
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国外
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北京交通大学は国際交流を重視しており、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスなどの60を超える大学、国際企業との間で協力関係を結んでいる。豪ヴィクトリア大学と共同で中澳商学院を運営している他、ベルギーのルーヴェンに孔子学院を開設している。 |
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北京交通大学図書館
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北京交通大学図書館は1909年に鉄路管理伝習所図書室として創設された。総面積は13,515平米で、2つの学生自習室、電子閲覧室などを備え、閲覧席は2,100席ある。
北京交通大学図書館は鉄道交通に関する文献が多いことを特色としており、蔵書数は電子と書なども含めると268万冊に上る。 |
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北京交通大学海濱学院
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北京交通大学海濱学院は北京交通大学と華城科教有限公司が共同で設立した河北省黄?市にある4年制大学である。敷地面積は67万平米で、2008年に開校した。現在、自動化、軟件工程、工商管理、土木工程、交通運輸、英語など14学科を持っている。 |
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定期刊行物
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北京交通大学学報(自然科学版)
北京交通大学学報(社会科学版) |
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